パンデミック下の企業経営2 – プラスチック材料メーカー(ドイツ)・4月末時点

2020-05-01

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  1. 現在の生産活動の状況。生産設備の稼働率。
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  3. 現在の販売活動の状況。通常時の何%程度の販売実績にとどまっているか。
  4. \n \t

  5. 現在の労務管理状況。通常時の全体従業員数の何%程度の従業員がレイオフや解雇されているか。また、現在勤務している従業員の勤務形態(通常勤務、在宅勤務、時短勤務等)はどのような状況か。
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  7. 新型コロナウィルスによる経済不況下を生き延びるために、特に実施している経営施策。(新規事業への進出、新製品の開発等)
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  9. 新型コロナウィルスが蔓延する以前の経営状態への復帰計画、および政府による社会経済活動の復帰計画。
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\n4月末にドイツのプラスチック材料メーカーの営業担当マネージャーにインタビューを実施する機会を得ることができた。以下に、それぞれの質問に対する回答をご紹介する。\n\n \n\n質問1. :現在の生産活動の状況はどのような状況か?\n\n回答:現在当社は、全体の製品ラインナップの半分程度の製品のみを生産している。設備稼働率は約60%程度にとどまっている。当社は従業員の雇用への影響を最小限にとどめるように努めてくれていると思う。\n\n \n\n質問2:現在の販売活動の状況はどのような状況か?\n\n回答:販売状況はそれほど良くはない。目標比で約40%程度の実績にとどまっている。添加剤の販売動向が特に良くない。建設業界やプラスチック製品業界からの需要が低下したことが主な原因となっている。一方、プロピレングリコールの需要は伸びている。消毒剤への需要が拡大しているためである。また、バイオプラスチック化合物の販売も増加傾向にある。製品が多くの医療用保護用具に使用されているためである。\n\n \n\n \n\n質問3:現在の労務管理状況はどのような状況か?\n\n回答:工場もオフィススタッフも、約半数が勤務する状態を維持している。今回の経済不況を理由に解雇された従業員は、現在までのところいないはずである。\n\n \n\n \n\n質問4:新型コロナウィルスによる経済不況下を生き延びるために、特に実施している経営施策は存在するか?(新規事業への進出、新製品の開発等)\n\n回答:現在までのところ、特に新しい事業や製品等は計画されていないと思う。\n\n \n\n質問5:新型コロナウィルスが蔓延する以前の経営状態への復帰計画、および政府による社会経済活動の復帰計画について把握されている情報を教えてほしい。\n\n回答:現在当社は、制約のかかった経済環境下でのサプライチェーンと物流への対処方法に関する計画をまとめようとしている。5月5日から5月10日頃に、その計画を発表する予定である。それまでは、その計画を話すことはできない。\n\n \n\nインタビューに応じてくれたプラスチック材料メーカーの製造設備稼働率は約60%とのことである。現在の経済不況下では、比較的高い稼働率を維持できているのかもしれない。今後この水準がどのように回復していくのか、今までの経営方針にどのような修正を加えていくのか、時系列に可能な限り追いかけていければと思う。\n\n \n

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\nまずは、お気軽にご連絡ください。\n\nTel. 03-3366-2323\n\nEmail. info@suppligence.com\n\n \n\n投稿者:松下 哲夫\n\n投稿日:2020年5月1日”},{“component”:”hc_space”,”id”:”oQqHP”,”css_classes”:””,”custom_css_classes”:””,”custom_css_styles”:””,”size”:””,”height”:””}]}],”section_settings”:””},”scripts”:{},”css”:{},”css_page”:””,”template_setting”:{“settings”:{“id”:”settings”}},”template_setting_top”:{},”page_setting”:{“settings”:[“lock-mode-off”]},”post_type_setting”:{“settings”:{“image”:””,”excerpt”:”4月末にドイツのプラスチック材料メーカーの営業担当マネージャーに新型コロナウィルス感染症の経営への影響に関してインタビューを実施する機会を得ることができた。以下に、それぞれの質問に対する回答をご紹介する。”,”extra_1″:””,”extra_2″:””,”icon”:{“icon”:””,”icon_style”:””,”icon_image”:””}}}}